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商品レビュー

  • 2024年04月17日 06時05分
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    • 3
      匿名
      2018年04月01日 02時40分
      オキシジェンの語る誰でも世界の支配者になれるという自説は全く共感も理解もできませんでした。 上遠野浩平さんが作り出したキャラ達の考え方はとても重くて、私も意味について考察したり共感したりする事が結構あったのですが、この本についてはそのような気持ちになる事はなかったです。 この本のラスト付近で最後のへんに出て来る「博士」のあだ名を持つ末間和子が能力を自覚している事やカレイドスコープから敬語を使われるようになった経緯が何の前触れもなく描写されますが、なぜそうなったかは別のラノベ「ヴァルプルギスの後悔」4巻を読むと理解できる仕組みになっています。 他にも怪しげな口調の語り部の前置きで「好きなように受け取れ」あるいは夢と言われて、劇中の特撮番組のキャラクターが実在しているような描写があって、私は上遠野浩平さんの複雑な世界観を考察しないと気が済まないタイプの人間なので明確な説明が無いのが不満になってしまいました。
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